うさぎが食べない・糞をしない
うさぎが6〜12時間にわたって食事をせず、糞も出していない場合は、緊急事態と考え、すぐにうさぎの診療に慣れた獣医師に連絡してください。うさぎは後腸発酵動物で、正常と危険の境界が非常に狭く、消化管の動きが遅くなったり止まったりすると(消化管うっ滞)、ガスや脱水が急速に進み、その日のうちに命に関わる状態になることがあります。「様子を見よう」と一晩待ってはいけません。受診の手配をする間は、うさぎを暖かく保ち、最後に食べた・水を飲んだ・糞をした時間を記録しておきましょう。
今すぐ受診すべき症状
- 6〜12時間、糞が出ず食べていない。または糞が急に小さくなった・出なくなった
- 背中を丸めてうずくまる、床に腹を押し付ける、歯を強くこすり合わせる(痛み)
- お腹が張って硬い、または緊張している
- 耳が冷たい、ぐったりしている、反応がない
本日中に受診すべき症状
- いつもより食欲が落ちているが、まだ少し糞は出ている
- この1日で糞の数や大きさが減ってきた
- 最近の食事の変更、ストレス、歯の問題、換毛があった
獣医師に伝えること
- 最後に食べた・水を飲んだ時間
- 最後に正常な糞を見た時間
- 最近の糞の大きさと数
- 姿勢、歯ぎしり、腹部の張り
- 最近の食事・ストレス・手術・換毛
- 体重、持病、服用中の薬
してはいけないこと
- 獣医師の指示なく、強制給餌や消化管刺激薬・ガス止め薬・薬を与えない
- 受診の代わりに市販品で済ませない
- 自然に治ると考えない。うっ滞は急速に悪化する
獣医師が確認すること
獣医師は腹部の触診、脱水や体温の確認、歯の状態の評価を行い、ガス・閉塞・その他の原因を調べるために画像検査を行うことがあります。治療は個々の状態に応じて獣医師が判断します。
診察後の回復サポート
獣医師の診察後、水分補給、適切な痛み止め、消化サポートを勧められることがあります。この段階で用いられる補助製品には Alfavet RodiCare Dia・RodiCare Appetit や WOOLY のデイリーケア製品があり、いずれも診察後に回復をサポートするためのもので、緊急時の最初の対応として用いるものではありません。
よくある質問
うさぎはどれくらい食べないと緊急ですか?
6〜12時間、食べず糞も出ない状態は緊急と考えてください。うさぎは消化管が止まると急速に弱るため、様子を見ずにうさぎの診療に慣れた獣医師へ連絡してください。
うっ滞と閉塞は同じですか?
同じではありません。うっ滞は消化管の動きが遅くなる・止まることで、閉塞は物理的に詰まることです。どちらも緊急で、画像検査などで獣医師が見分ける必要があります。
受診までの間にできることは?
うさぎを暖かく静かに保ち、食事・水・糞の時間経過を記録し、最近の食事や薬の情報を持参してください。獣医師の指示がない限り強制給餌はしないでください。
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